親子丼
事前処理して「しっかり味を吸わせた甘辛な鶏肉」を用意し
薄色で濃過ぎない味の丼ツユで煮た玉子の味対比が味を決める
あと溶き卵を2割残しておき、最後の最後にかける事で
シッカリ煮えているがトロトロな「プロの食感」を得られる
カツ丼
カツの衣具合と揚げ具合がカツ丼の味を決定する
細目パン粉を用い、短時間・高温のラードで焦げる手前まで
揚げる事で卵とじ処理で揚げた香気が最後まで消えず味に重厚感の
骨子を持たせるのだが、揚げでは8割だけ熱を入れるればいい
衣の香ばしさは多部分に作用し、豚肉の臭み相殺及び甘目基調に
玉ねぎまで足す甘い甘い丼ツユへの「唯一の苦味」として必須だ
つまりカツ丼のカツ衣は、カツ丼全体を美味くするための一部品で
そこが「サクサクのカツ」だと味構成面で背負う役目を果たさない
つまりサクサクなカツ丼と古典カツ丼は全く別世界の丼でございます
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